入浴の効能
今日は、東京も、寒さが冬に逆戻り。
雪が降るほどでしたね。
電力もひっ迫しているけれど、寒さに凍えるわけにはいかないし…
こんな日は、普段シャワー派の方も、
湯船で温まりたくなるのではないでしょうか。
湯船に浸かることには、単純に『温まる』だけではない様々な効果があります。
(※37~41℃の適温の場合)
①.ウェルダン効果 ②.リラックス効果 ③.浮力効果 ④.マッサージ効果 ⑤.呼吸の効用
一つずつ説明しますね。
①.
まず、お湯に浸かると、体の芯まで温まるということ。
じっくり体表から熱が浸透し、深部までしっかり温められます。
<ステーキ肉にじっくり火を通す=ウェルダン>のイメージです。
シャワーだとここまで熱は浸透しませんし、熱いお風呂だと、
表面だけを”ジュッ”と焦がす<レア>になってしまいます。
②.
お湯につかって、心地よく感じることで、リラックスできます。
③.
お湯につかると、浮力によって体がふわっと軽くなります。
(湯船から出るときに、じわっと体が重くなる経験は覚えがあることでしょう)
みぞおちまでの入浴で、体重は1/3
鎖骨までお湯につかると、体重は1/6
首までつかれば、体重は1/7
この浮遊感が、心地よさをさらに強く感じさせてくれます。
④.
お湯の中では常に水圧がかかっています。
このおかげで、特に血液が滞りがちな『足』をはじめとした、
全身のマッサージ効果が期待できます。
⑤.
お腹にかかる水圧によって、自然と深く息を吐くことができます。
水圧で強制的に腹式呼吸をしているようなもので、
普段以上にしっかり息を吐いて、
深い呼吸ができます。
入浴には、シャワーでは得られない効能がたくさんありますね。
「いつもシャワーで済ませてるよ」という方も、
たまには湯船でゆっくりしてみては。