リラックスするには
眠ろう・眠らなきゃとあせればあせるほど、頭が冴えて寝られなくなる、
そんな経験はありませんか?
『リラックス』するのも、なかなか簡単ではありませんよね。
気持ちを鎮めよう、体の力を抜こう、リラックスリラックスと意識すればするほど、
神経がたかぶってしまい、うまくいかない。
緊張もリラックスも、自律神経の作用。
基本的に自律神経の働きは、自らの意思でコントロールできません。
血圧・発汗・心拍数・立毛(鳥肌)…etc
しかし中には、私たちの意思でコントロールできる作用もあります。
そのひとつが、『呼吸』
呼吸は、意識的にコントロールできる無意識運動です。
普段は何も考えなくても(無意識)、滞りなく呼吸を行っていますよね?
しかし、息を止めようと思えば止められるし、呼吸の速さも意識的に変えられます。
(ワンちゃんのような)短く早い呼吸は、精神と身体を活発に活動的に、
長くゆっくりした呼吸は、反対に落ち着かせるように導いてくれます。

呼吸のしかたを変えることで、自ら自律神経に働きかけ、コントロールすることが可能です。
もうひとつ、意外と見過ごされがちな無意識運動があります。
それは、『まばたき』

いま、この場で、ゆっくりとまばたきしてみてください。
そのまま目を閉じてしまってもかまいません。
気持ちが鎮まるのを感じませんか?
まばたきも、そのスピードをコントロールすることで、副交感神経に働きかけ、
リラックス状態へと導く、大きな手助けになります。
正しい手段をうまく味方につけて、上手にリラックスしましょうね。
自律神経の主導権は、あなた自身で握れます!