大人になって、そんな…

きのう、ふと足の異変に気が付きました。

踏ん張ったときに、左足の薬指になんだか違和感を覚えたのです。
若干痛みにも感じられるような違和感。

靴下を脱いで見てみたところ、少し腫れているようでした。
どこにぶつけたわけでもなく、異変に思い当たる節が全くありません。
触ってみると、やはり若干ぶよぶよと腫れています。
それと共にむず痒いような痛みが・・・

・・・古い記憶がよみがえってきました。
子供のころの懐かしい記憶が。
冬になると味わっていた、このむず痒さ。

そして全てを悟りました。
「ああ、しもやけになってしまったんだ」と。
「なぜだか分からないが、しもやけになってしまったんだ」と。

「わかるかなぁ、わかんねえだろうな~」
「俺が昔、夕焼けだった頃、弟は小焼けで、父さんは胸やけで、母さんはしもやけだった」

わかんねえなぁ、なんでしもやけになっちまったんだろうなぁ。
子供のころとは違って、外出する時はマフラー・手袋着用。
室内でもスリッパを履いて過ごすような自分の生活において、どこにしもやけ発症の要素があるのか、わかんねえなぁ。
しかし、今ある現実は事実なんだなぁ。

しもやけは「凍瘡(とうそう)」とも呼ばれ、"寒さ"と"暖かさ"の刺激が繰り返し起きることで血液循環が乱れ、特に血行不良に陥りやすい末梢部位(手先・足先)に炎症が生じた状態。

一日の気温差が10℃以上になると起きやすく、冬の初めや春先など、寒暖差の大きい季節に多く見られます。

なるほど、確かに今年はしっかり寒暖差があるように思います。
足の懐かしい痒みで、季節を感じたこの冬でした。