僧帽筋

僧帽筋、英語では trapezius (トラピーズィアス)
この名称は、トラピスト修道会の修道士がまとうローブ、そのフードを垂らした形に似ていたところから名づけられました。

修道子に似ているから僧帽筋
面白いネーミングですね。

上背部全体を広く覆い、トリガーポイントの生じやすい筋肉でもあります。
デスクワーク・うつむきスマホなど、猫背姿勢で常に引っ張られて緊張を強いられます。
また精神的な緊張も、微妙に肩をすくめる姿勢をとり続けるため、僧帽筋に不必要な負担を招く原因になります。

僧帽筋のトリガーポイントは、面積の広い僧帽筋のさまざまな箇所に生じ、こめかみ・目の奥・首・あご・後頭部など、いろんな場所に痛みを引き起こします。

出典:誰でもできるトリガーポイントの探し方・治し方 p.69

特にこめかみ付近や後頭部の重だるさ・頭痛の原因になりやすいです。
また時として、めまいを引き起こすこともあります。

出典:誰でもできるトリガーポイントの探し方・治し方 p.70
出典:誰でもできるトリガーポイントの探し方・治し方 p.71


また、僧帽筋の過緊張そのものが、後頭骨を背中側に無理やり引き下げ首の突っ張り感・詰まり感を出したり、背中の突っ張り感・違和感を生じさせたり、背中から首全体をギューッと凝縮させてしまいます。

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